シオリ 33歳
区立図書館の司書
中学の図書委員仲間。無口で、押し花のしおりを手作りしている。
今日は、オレの誕生日だ。
ケーキのかわりに、コンビニのプリンを食べた。
STORY
川崎の1K。モニター3枚。枯れた観葉植物。33歳のバックエンドエンジニア「オレ」は、仕事に明け暮れているうちに、同期も後輩も親戚も、みんな先に行ってしまったことに気づく。
マッチングアプリ、ジム、同窓会、そして職場。町で出会う5人の女性と少しずつ距離を縮め、クリスマスイブのプロポーズを目指す。
ただし、この物語は基本的に報われない。
CAST
区立図書館の司書
中学の図書委員仲間。無口で、押し花のしおりを手作りしている。
会社の後輩デザイナー
社内でいちばん明るい。「先輩みたいな人と結婚する人は、幸せですよ〜」
駅前カフェの店員
3年通って、はじめて「いつものブレンドですか?」と言われた。
外資系コンサル
アプリで出会う。「時間がもったいないので、早速始めましょう」。デートは面接だ。
ジムのトレーナー
声も笑顔もでかい。LINE交換があまりにあっさりで、逆に不安になった。
カードにカーソルを合わせる(スマホはタップ)と、表情が変わります。
SYSTEM
80年代の推理アドベンチャーと同じ操作です。同じ人に何度も話しかけ、気になるものは調べる。見落とした一言が、半年後の結末を変えます。
告白する相手、断る勇気、仕事との向き合い方。選択のひとつひとつが分岐になります。ほとんどはバッドエンドです。見たエンディングはタイトル画面で確認できます。
「きろく」コマンドで3か所までセーブできます。1周はおよそ1時間。通勤電車でも、寝る前の布団の中でも、少しずつ進められます。
SOUR GRAPES
手の届かないブドウを見て「どうせ酸っぱい」と言い捨てたキツネの話。うまくいかない夜、主人公の心にはもっともらしい言いわけが浮かびます。
章が進むほど、言いわけは増え、正しそうに聞こえてきます。「いったん自分磨きに専念しよう」。乗った瞬間、婚活は終わります。
(こころの こえが する)
ENDINGS
タイトルを見ただけで、だいたい何があったかは想像がつくはずです。それでも、見るとちょっと刺さります。
REAL DATA
ここから先は、フィクションではありません。実際にこのゲームを遊んだ人たちの、集計です。
集計中……
PARTNER
困ったら、スマホでタツにLINE。ヒントをくれます。たまに、くれません。
HOW TO PLAY
……たぶん。